パソコンでアンダーバーが出ない！よくある原因と今すぐできる対処法

「SHIFT＋『-』を押してもアンダーバー（_）が出ない…」そんな経験はありませんか？

パソコンを使っていて、意外と多くの人がつまずくのがこの“アンダーバー問題”。

特にフォームの入力やパスワード設定、ファイル名の編集など、アンダーバーが必要なシーンは多いにもかかわらず、なぜか入力できない・見つからない・反応しないという悩みが後を絶ちません。

本記事では、アンダーバーが出ない原因を「キーボード操作」「OSの設定」「IMEや配列ミス」など多角的に分析し、今すぐ試せる対処法を分かりやすく解説します。

Windows 10・11の違いにも対応し、英語配列やスマホでの入力方法までフォロー。

この記事を読めば、あなたもアンダーバー入力でつまずくことがなくなります！

パソコンでアンダーバーが出ない原因と対処法まとめ

そもそも「アンダーバー（_）」とは？用途や必要な場面

アンダーバーとは、文字通り文字の下に引かれた線で、半角の「_」のことを指します。

主にファイル名やID、パスワードなどで使われ、スペースの代替文字として広く使用されています。

SHIFT＋「-」で出ないのはなぜ？よくある誤解と対策

アンダーバーは通常、「SHIFT」キーを押しながら「-（ハイフン）」キーを入力することで表示されます。

しかし、これで出ない場合は、キーボード配列の設定ミスや入力モードの不一致が原因のことが多いです。

まずは「英数」モードに切り替えた状態で再入力してみましょう。

また、キーボードの故障も考えられるため、他のキーが正常に動作するか確認することも大切です。

日本語入力中に出ない？IMEの影響と切り替え方法

日本語入力（IME）が有効な状態では、アンダーバーがうまく反映されないことがあります。

そんなときは「半角英数」や「直接入力」モードに切り替えることで問題が解消する場合があります。

Windowsでは「Alt＋半角/全角」キーでIMEの切り替えが可能です。

また、タスクバーのIMEアイコンから直接切り替えることもできます。

【OS別】Windowsでアンダーバーが入力できないときの対処法

Windows 10でアンダーバーが出ないときの確認ポイント

Windows 10では、特定の更新やドライバの影響で入力不具合が起きることがあります。

まず確認すべきは「言語設定」や「入力方式」が正しく設定されているか。

Windows 11特有の設定や不具合によるトラブル対処法

Windows 11では、新しいUIや入力システムが導入されているため、IMEの切り替えや配列設定が影響しているケースがあります。

再起動・ドライバ更新で直るケースも

一時的な不具合であれば、パソコンの再起動で解消されることも少なくありません。

また、キーボードドライバが古い場合や正常に動作していない場合は、デバイスマネージャーからドライバを更新することで改善が見込めます。

【配列別】英語キーボード・日本語キーボードでの違いに注意

英語配列キーボードでのアンダーバーの正しい打ち方

英語配列（US配列）では、日本語配列とキーの位置が異なります。

アンダーバー（_）の入力方法は、日本語配列（JIS）では「Shift」＋「ろ」キー、英語配列（US）では「Shift」＋「-（ハイフン）」キーを使用します。

キーボードの物理的なキー配置が異なるため、混乱しやすいポイントです。

配列に応じた打ち方を確認することが重要です。

配列設定が「英語」になっているときの直し方

物理的に日本語キーボードを使っていても、ソフト上で「英語配列」になっていると、打った文字が異なる現象が起こります。

キーボード配列が勝手に変わる原因と対策

特定のアプリや外部デバイスの接続、またはWindowsのアップデートによって、キーボード配列が意図せず変更されることがあります。

特に複数の言語設定が有効になっている環境では、ユーザーが気づかないうちにショートカット操作や再起動後のシステムの挙動により、配列が切り替わってしまうケースが見られます。

このようなトラブルを防ぐには、使用していない言語設定を削除し、必要な言語のみを残すのが基本です。

また、「Ctrl＋Shift」や「Alt＋Shift」といった入力切り替えショートカットが有効になっていると、誤って配列が切り替わることがあるため、設定からこれらのショートカットを無効化するのも有効な対策となります。

キーボードにアンダーバーが見当たらないときの対応策

キー刻印が消えている・特殊配列モデルの場合の探し方

一部のノートパソコンや海外製モデルでは、アンダーバーが印字されていないキーボードも存在します。

この場合、取扱説明書やメーカーの公式サイトを確認すると、対応するキーを特定できる場合があります。

仮想キーボードやソフトウェア入力で代用する方法

Windowsには「スクリーンキーボード」という機能があり、これを使うことで実際のキーを押さずに入力が可能です。

「スタートメニュー＞スクリーンキーボード」で簡単に起動できます。

この機能は、物理キーボードの一部が壊れていたり、どのキーがアンダーバーに該当するか不明なときにも便利です。

さらに、外部のソフトウェアキーボード（たとえばGoogle日本語入力やATOKの仮想キーボード機能）を導入することで、より多機能かつ使いやすい入力環境を整えることもできます。

特に特殊な記号や定型入力が多い場合には、ショートカットや辞書登録機能も活用できるため、入力効率の向上につながります。

入力方法を忘れたときの確認ショートカット一覧

「SHIFT＋-」で出ないなら「IMEを無効化して英数モード」にしてみる、あるいは「Ctrl＋Shift」で言語を切り替えてみるといった基本操作で多くは解決できます。

こうした操作は一見地味ですが、いざというときに確実に役立ちます。

さらに、タスクバーのIMEアイコンを右クリックして入力モードを確認する方法や、Windowsの設定メニューからキーボード入力の状態を可視化する手段を知っておくと、より一層スムーズなトラブル解決につながります。

以下に、よく使うショートカットや確認方法をまとめた表を掲載します。ぜひ活用してみてください。

パスワード入力画面でアンダーバーが入らないときの注意点

セキュリティ画面特有の入力制限の可能性

ログイン画面などのパスワード入力欄では、セキュリティ上の理由で特定の記号が入力できないよう制限されている場合があります。

そのため、別の画面やテキストエディタで入力してからコピペするのが有効です。

入力欄が英語入力限定になっていないかチェック

パスワード欄で入力できない場合は、IMEが日本語入力のままになっていないか確認してください。

英語入力に切り替えてから再試行すれば、スムーズに入力できるケースが多いです。

「表示されないが入力されている」パターンへの対処

パスワード欄はセキュリティ保護のため、入力内容が「●」などで表示されるため、入力されているかどうか分かりづらいこともあります。

特に長いパスワードを入力している際は、誤入力に気づかずログインエラーになることも多く、ストレスの原因となります。

対策としては、打った直後にカーソルの動きや入力音を確認すると安心です。

多くのキーボードではキー入力時にクリック音や軽い振動があるため、それらを手がかりにするとよいでしょう。

また、入力内容を一度テキストエディタに入力して確認してからコピペする方法も有効です。

【番外編】スマホやタブレットでアンダーバーを入力する方法

iPhone・Androidでのアンダーバーの出し方

スマホの場合、キーボードの「記号」や「数字」入力モードに切り替えるとアンダーバーが表示されます。

パソコンと異なるスマホキーボードの特徴

スマホキーボードは予測変換やスワイプ入力があり、アンダーバーの場所が分かりづらい場合もあります。

特にアンダーバーは頻繁に使用する記号ではないため、初期表示に含まれていないこともあり、戸惑う人も少なくありません。

設定からキーボードの表示を変更することで、記号の配置をカスタマイズできる場合もあります。

また、Google日本語入力やSimejiといった別のキーボードアプリを導入すれば、記号を含むキーの配置や表示方法をより柔軟に変更できるようになり、アンダーバーを探す手間を軽減できます。

まとめ

パソコンでアンダーバーが出ない問題は、一見すると小さなトラブルに思えますが、作業効率や業務にも大きく影響を及ぼします。

今回の記事では、「SHIFT＋-で出ない」「IMEの影響」「配列設定のミス」「Windowsのバージョンごとの違い」など、さまざまな原因にフォーカスし、解決策を丁寧に紹介しました。

特に、OS別やキーボード配列別のチェックポイントを押さえることで、初心者でも自力で対処できる可能性が高まります。

パソコンやスマホを快適に使いこなすために、ぜひ知識として覚えておきましょう。